なぜ「ソロモン諸島」から記念コインが出ているの?
2021年04月09日
目次
小さな島々から発行されている記念コイン
⼩さな南太平洋の島々からは、様々なテーマの記念コインが発⾏されています。
人口1,700⼈未満の南太平洋の小さな島国・ニウエをはじめ、ソロモン諸島、オルダニー島、クック諸島、ジブラルタル、トリスタンダクーニャ、フィジー、マン島、東カリブ諸国などの発行国は、多くの人にとってあまり馴染みがない国々と言えるでしょう。
ただ、これらの国々はれっきとした法定通貨を発行しており、英領圏の国であれば、共通する要素として女王エリザベス2世の肖像が描かれています。
ですが、購⼊する際は、造幣局からの発⾏証明書がコインに付属しているかどうかは、必ず確認してください。
小国から記念コインが発行される理由
これら英領圏の小さな国々は、国の公式マーク(裏面にあるエリザベス2世の肖像)を世界中の外国の造幣局にライセンス供与することで収入を得ています。
ソロモン諸島中央銀行は2019年度に68種のテーマを取り上げたコインプログラムを企画しましたが、同年度のライセンス収入は380万ソロモン諸島ドル(約5千200万円)にものぼりました。※1
※1 2019 Central Bank of Solomon Islands Annual Report、「Proceeds from Numismatic Programs and Products」20ページ記載
http://www.cbsi.com.sb/publications/annual-report/
http://www.cbsi.com.sb/wp-content/uploads/2020/11/CBSI-Annual-Report-2019_-Revised-1.55-MB.pdf
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南の人
南の人
最初に入手したコインは1900年のアメリカモルガンドルでした。
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